2018年2月22日木曜日

ブログを移行します

ブログ移行します。 最近はやりのGithub pagesに移行します。 エンジニアたるものブログはやはり、Github pgages 出なければ! https://mrbearing.github.io/

2016年8月7日日曜日

オープンソースカンファレンス 2016 Kyotoに行ってきた

1年ぶりくらいの更新かな。。。。

7/30にオープンソースカンファレンス2016に参加してきました。

「Unix考古学」の藤田氏の講演を聞いてきたのでそのときのまとめを公開します。


全体に、小ネタが多く大笑いしながら講演を聞いたので、メモがまとまってない。。。orz


1992年の1月から4.4BSDの開発をしていた時のお話が中心でした。
藤田氏は当時オムロンに勤めていたそうで、(1990-1993)
折しもそのころLuna68kをカーネギーメロン大学に納品した後のサポートで大学に滞在していたそうです。

なんやかんやあってUCBのKirk McCusickさんとお話をする機会があったそうで、Luna68k用のソースコードが1992年の春までにできたら、UBCのディストリビューションに含めてくれる話になったそうです。

どっこい、その時点で1992年の1月。
春までは3か月しかなく、かなりの短期で実装の必要があったそうです。

開発は藤田氏と持田氏の二人で行うことが決まり、何とか開発が開始できるようになったのが、2月の頭。
開発の内容はというと持田さんの担当内容が

  • プロセッサー周りのアセンブラ開発(Lcore.sとかMachdep.cとか)

正直、Unixのソース読んだことがないのでこの辺の話はいまいちわからなかったです。
残りの開発はは藤田氏が担当されたそうで、

  • デバイスドライバ 
  • ユーザーランド全部
  • ブートローダー

199年の1月から2ヶ月ちょっとでこれ全部って結構胃が痛くなる話ですよね。。。。
デバドラ関係、SCSI特に苦労があったみたいです。(詳しくは講演資料をご覧ください。)

かな~りタイトなスケジュールをこなして何とかリリースに間に合わせて日本に帰ってきたら、
日本のビジネスはWindwos一色になっており、
「結局Unixって何だったの?」と思ったことが、Unix考古学の執筆につながっているそうです。


「githubなしでどうやって開発してたの?」
この講演こんなサブタイトルがついていたので興味をひかれていました。
このころのソースコード管理はSCCSを使用していたそうです。
これはPWB/UNIXに収録されていたリビジョン管理システムでこのころは
単純にcheck in check outしかできないので辛みがそれなりにあったそうです。



講演資料
https://github.com/asciidwango/TruthOfTheLegend/blob/master/TruthOfTheLegend-20160730.pdf


会場で興味を惹かれたもの

Elastic sreachのレポーティング
Arduino使用の作例(Lily pad)
Qnap


ちょっとまとまりのない、投稿になっちゃった。。。

2016年1月16日土曜日

開業しました。

独立開業しちゃいました。

フリーランスです。

屋号をTasktoys Robotics(タスクトイズ ロボティクス)として、新たに独立しました。
ロボットに関わる機械装置の設計制作からIoT機器・Webシステム構築まで幅広くお引き受けいたします。
どうぞ皆様よろしくお願い致します。

web: http://www.tasktoys-rt.com
github.io: http://mrbearing.github.io/




2015年9月17日木曜日

ハッカソンに参加する際のTipsまとめ

最近、ハッカソンに参加する事が多くなってきたので備忘録的に考えを書いておこうかと思います。
あくまで、これやっといた方が良かったなぁとか思っていたことをまとめただけですので、ご参考までに。。。

ハッカソンスタート前

まず、ハッカソンの前日ぐらいまでに以下のことはやっておいた方が、当日余裕を持って参加できると思います。

アイディアをまとめておく

僕は前日ぐらいまでにいくつかアイディアをまとめておくほうが良いと考えています。
というのも僕自身は、あまり思慮深い方では無いので、思いつきにかなりドでかい穴が空いてます。それに、当日思いついた事だけだと選択肢が狭まってしまい、もったいないです。
僕は自分には無い技術を持っている人とコラボレーションするのが、ハッカソンの醍醐味だと思っているので、折角なら沢山のアイディアの中から一番楽しめそうなアイディアを使って参加したいので、事前にアイディアをまとめておくことは重量です。

ハッカソンの種類を確認しておく

「ハッカソン」という言葉は結構ひとり歩きしてる概念です。
色々と種類があり、それぞれ目的が異なります。

例えばビジネス創出して欲しいって言ってるのもあったり、
主催者が提供してるAPIに触れてもらうことが目的だったり、
参加者同士のネットワーキングを主眼に置いていたり、

一応、ハッカソンの開会時にファシリテーターやら司会者の方から大抵は説明が有るのですが、勘違いしたまま行くと他の参加者と話が合わなかったり、イベント参加中にモチベーションがダダ下がりみたいな事になるのでよくよく確認しといたほうがいいです。

持っていくものを決めておく

ペンとポストイットぐらいあった方が考えの整理をする時にやりやすいと思います。

作品製作がある場合は、mbedとかArduinoとかラピッドプロトタイプできる系のモノの開発環境を整えて置く事をお勧めします。
当日はなるべくアイディア詰める事に時間を使える様にしたいです。

パソコンにもフレームワークのインストールぐらいはしておいた方がいいかも。
(主催者側で用意してくれてる場合もあるけど、API提供系でないなら)

モックを作る場合には
  • カッターナイフ
  • ホットボンド
  • インシュロック
  • ダクトテープ
とかを持っていくと、便利だと思います。
後は、レゴブロックなんかを持っていくものアリだと思います。

自己紹介の練習

自己紹介は確実にやることになると思うので、何を話すかぐらいは決めとかないと当日あたふたしてアワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッってなります。
名前、できること、参加の目的あたりを言うことができるといいと思います。

ハッカソン当日

ハッカソン当日の流れは大抵、
開会→アイディアゲーム→アイディアピッチ→チームビルド→制作等開始
って感じです。

ファシリテーターの方によって、進め方が違うと思うのでココらへんについて言うことはあんまり無いですね。
ココからはチームビルドが完了してからのTipsを書いてきます。

最終目標を決める。

チームビルドが完了したら一番最初にやるべきです。
チームメンバーそれぞれに思ってることを言ってもらって具体的にチームで最終的に目指すところを決めましょう。ハッカソンで目指す所でもいいし、ハッカソン終了後まで目を向けてもいい。
この部分でボタンを掛け違えすると、メンバーごとのモチベーションに差が出ちゃって色々やりにくくなったりするので、

最終目標は例えば

  • 「1年以内にこのメンバーで起業をする」
  • 「今回のハッカソンの最優秀賞を貰う」
  • 「最終発表会で審査員を一番笑わせる」
等でいいと思います。

タイムスケジュール

ハッカソンイベントに共通して言えることですが、とにかく時間が無い。

タスク管理をなにかしらの方法で
常に「何時までにこれをやる」ってのを気にしながらやらないと間に合いません。
決めた時間までにできそうに無いなら、その場でメンバーと相談した方がいいと思います。

アイディアをまとめる

コアにまとめとく部分は以下の3点

  • 問題 (どんなん人のどんな課題か)
  • 解決方法
  • どうやってお金を稼ぐか

そしてこれに加えて
自分の経験とかを踏まえた情熱みたいなモノを見せることができるとよいとおもいます。

ホントはビジネスモデルキャンバスとかで詳細に示せるとより良いけど、
時間的な都合があるので上ぐらいをピックアップして進めるといいと思います。

解決したい問題はなにか 問題の本質をしっかり考える
"誰の","どんな"問題を解決したいのか

お金稼ぎ方
お金の稼ぎ方はパターンがあるので、それを把握して置くとやりやすいと思います
ex:安く買って高く売る 作って売る 胴元をやる、広告費で儲ける等


解決方法
ザクッとした理屈が通っているか。
他に方法はないか、他の方法とくらべてどんな点が優っているか等




とまぁ、ココまで書きましたが、某所のプログラムに参加している自分はこれがちゃんとできていないですね。というのが今回のオチということで。。。。

2015年4月21日火曜日

TWE-lite使ってみた

東京コスモス電機さんのTWE-liteを触ってみました。
ご紹介おば。

TWE-liteは東京コスモス電機さんから発売されているマイコンボードのシリーズ名です。
このマイコンの大きな特徴は、ペアリングしたマイコン同士で入出力の同期が可能な点です。
AD変換の値を取得することも可能で、AD変換値はPWM出力のデューティ比として出力されます。
ちょっとしたラジコンみたいなモノをすぐに作ることが可能なので、非常に便利です。

(もちろん、これはデフォルトで書き込まれているソフトウェアがペアリングした端末同士の入出力を同期するようになっているだけで、ライターを使えば、プログラムの書き換えも可能です。)


使用しやすいようにDIPタイプの基板も発売されているので、今回はこれを購入しました。
 http://tocos-wireless.com/jp/products/TWE-Lite-DIP/index.html

PCからTWE-Liteにアクセスしたい、という要望の要望のために、ToCoStickというUSBドングルも発売されています。シリアルポートとして認識されるので、割りと簡単にアクセスできます。
これも購入しました。
(全部で\4,000ぐらいの出費ですね。)

シリアル通信をする必要があったので、今回はpythonでプログラムを書きました。

プログラムは例によって例のごとく書き散らしているので、コメント等を整理してから公開します。



2014年12月15日月曜日

Microviewと遊んでみた

つい魔が差したと言うか。。。
 Kickstarterで募集している Arduinoとソフトウェア互換のMicroViewのカワイさにあてられてついバックしてしまいました。
https://www.kickstarter.com/projects/1516846343/microview-chip-sized-arduino-with-built-in-oled-di

寄付をしたのは今年の3月ごろで、届いたのが7月頃
そして今の今まで塩漬け状態になってました。
ベーコンの如く塩漬けになってる間に不具合が見つかったらしく、MicroViewのチームからお詫びの手紙とともに、もう一台MicroViewが送られてきました。(さらに言えば10月頃の話)

で更に2ヶ月いい感じに熟成されていると思うので、ちょっといじってみました。

ココ↓を参考にしながらライブラリをArduinoStudioにインストール
http://learn.microview.io/intro/getting-started.html#install-arduino-ide


サンプルが用意されてるので、OLEDに丸を点滅させるプログラム選択して書き込み。

実行するとこんな感じ

うまく動いたので今日はこれで満足。

最近Amazonで売出し始めたみたいですね(2015/4/28追記)

2014年12月11日木曜日

Nucleo続報

Nucleoについての続報です。

現在、大学の時の仲間と片側3軸計6軸の双腕ロボットを作っているのですが、

Nucleoを使用して、そのコントローラーを作ることにしました。
ロータリーエンコーダは高価なので、可変抵抗を使用して各関節の角度を取得することにします。
レーザーカッターで部品を切り出して、関節に可変抵抗を埋め込みます。

出来上がったコントローラはこんな感じ

で、Nucleoなんですが、

買ったままの状態だとファームウェアにバグがあります!!
(これで2~3日ぐらい詰んでました)

AD変換を複数稼働させたところ、動作が停止してしまい
シリアルのコンソールを確認すると「peripheral not found」とか表示されてどうやら、エラーを吐いて初期化時に動作が停止している模様。
何度ドキュメントを確認しても、正しいピンに接続がされているので、どうにもマイコン側のバグとしか。。。このへんが価格が安い理由かな。。。。

で、公式サイトを確認すると下の方に"Firmware update required"とか書いてあります。
http://developer.mbed.org/platforms/ST-Nucleo-F401RE/

ST Link Driverというソフトをココ↓からDL&インストールして、
http://developer.mbed.org/teams/st/wiki/ST-Link-Driver


ここから最新のファームウェアをDLしてマイコンに書き込みするればOK
http://developer.mbed.org/teams/ST/wiki/Nucleo-Firmware


ファームウェアアップデート完了後プログラムを書き込んでみると、先程、書き込んでもウンともスンとも言わなかったのが何事もなかったかの用に動作しました。

何はともあれ、動作したから良いのですが、公式からファームウェアアップデートのお知らせは出てるので、こまめにチェックの必要がありそうです。